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急な寒さとアブラナ科菜ものの今。畑で気づいた「直まき」の可能性

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こんにちは。ともぴぃです。

さっむーいっ!!
12月だから寒いのは当然なんですけど…昨日まで最高18℃ですよ?
この気温差、さすがにちょっと極端すぎません?

畑のイチゴさんもきっと
「え、聞いてないよ〜!」って言ってたと思います(笑)

のほほん陽気に花をうっかり咲かせていた昨日のイチゴさん

イチゴさんだけじゃなく、畑にいる面々はみんな大変。
先週からハーブ系の苗の定植にいそしんでいましたが、急激な寒さもなんとか乗り切って欲しいなぁ…と思ってます。

気温差の変化について行けないのは人間も一緒(というか人間のほうがヘビーだと思う)。お互いに身体には気を付けましょうね。

ここのところ作業優先で頑張っていたので、話はたまりにたまってるのですが、今日は、秋冬の畑でいちばん順調に育ってくれているアブラナ科の菜ものたちの様子をお届けしますね。

アブラナ科の菜もの、今の様子

秋冬野菜の中で一番に定植したのは、こちらのアブラナ科の面々。こぶ高菜、紅菜苔、そしてかつお菜。11月頭に定植しました。

植えたての頃は虫に食われることもありましたが、しっかり強そうな葉っぱが出てからは落ちついています。一昨年も野ざらしでもほぼ虫食い被害がなかった紅菜苔とこぶ高菜。キャベツや白菜は大人気ですがこちらは本当にほったらかしでもいいのがうれしい。

今年初挑戦のかつお菜はどうかな?と思いましたが、かつお菜も余り被害を受けることはありませんでした。本当に最初だけ。なかなかタフな子でありがたい。

ちなみにここの前作は黒豆。
豆が窒素固定してくれて、それが循環して菜ものたちのお役立ちになってたらいいなと思ってます。それをもくろんでもちろん一度も施肥はしていません。

こぶ高菜のこぶはまだお目見えしていませんが、今年もまたあの天狗の鼻のようなぽこっとしたこぶに会えるのが楽しみです。おいしいしね。

こぶ高菜

こちらは紅菜苔。
グリーンの葉とパープルの茎のコントラストが美しい!
茎の食感がワラビみたいでシャキシャキしてておいしいんですよね。

紅菜苔

寒くなると紫度がアップします。
これからが楽しみ!

そして初チャレンジのかつお菜。
思った以上の縮れ葉でした。ダシがいらないほどうま味ある美味しさっていうのが楽しみ!

かつお菜

どれくらいの大きさになるのかわかりませんが、少しずつ外葉から頂いていこうと思ってます。

こうした菜ものを育ててうれしいのは、外から必要な分だけををかきとれることかなと思ってます。畑においとく方がいつでも鮮度抜群!冷蔵庫いらずです(笑)。

直まきはメリットが多い?

実は、今年の定植で一つだけ気になったことがあります。

定植した苗を見ていたら、外側の葉は環境の変化に耐えきれず黄変し、中から出る新しい葉だけが元気だったこと。

「あ、植物はまず“この場所に慣れる”時間が必要なんだな…」

そう感じました。ポット育苗から急に環境が変わることで、苗は最初のエネルギーを“順化”に使うのかもしれません。

こちらの写真は定植後10日経った頃の写真。

11/14のかつお菜

定植する段階でついていた葉っぱは色が悪くなりつつあり…、また虫にも食べられてます。一方で中から出てきている葉っぱは元気いっぱい!結局外側の葉っぱは黄色くなってしまいました。

完全に入れ替わってる?

…うーん、もしこれ、最初から直まきしていたらどうだったんだろう?もしかして、こんな葉っぱの世代交代みたいなことにならなかったのでは?と感じました。

これまで育苗は基本ポットでした。

理由のひとつは、畝が限られていたため、空いた場所に植える行き当たりばったりの定植が多かったこと。またもうひとつは、せっかくだから上手く育った苗だけを植え付けたいという氣持ちが強かったことがあります。

でも、彼らに関しては、最初から地にあった状態で育つほうが、エネルギーも無駄に使わせず結果的に良い形につながるのではと思えました。来年は試してみたいです。

まずは、この秋冬は頑張ってこの場を整えて、直まきも実現できるようにしたいと思います。

一年、一年…
ひとつずつ氣付きが増えて、自分で舵きりをしながらベストを模索することは楽しいですね。また違う場所にいる野菜やハーブたちの様子もお伝えしますね。

では、ウキウキでいきましょう。

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