こんにちは。ともぴぃです。
あっつーーーーーーいですね…もう。
なんというか、日差しがまるでレーザーのような熱波。早朝ワークから戻ってきて畑でちょこっと作業するだけでもなんというかまっすぐ背中に刺さってくる感じがします。ホント容赦ないですね。植物もヒリヒリしてるかも…(妄想ですw)。

はい、雨マークゼローっ!!

スゴイ真っ赤っか!!
ここまで来るとお見事…( ▽|||)。
朝が25℃越えてないのが救いなのか…(汗)。極端すぎ。
さて、今日は昨日チラリと書いた草のお話です。
内容はズバリ!私が草を生やしてよかったなーと思った理由。
草をどう扱うかというのは、人それぞれしっくりくるカタチでいいと思っています。私の場合は、リビングマルチも含め草は積極的に生やしているほうです。見た目はちょっとボーボーですが(笑)草に助けられてることは多いなぁーと感じています(感謝!)。
草って名前の植物はないので(笑)ホントはそれぞれお名前ちゃんと覚えてあげたらいいんだろうなーと思いつつ、まだそこまではできてないんですけどね。宿根草などを生やして、楽に畑に彩りを取り入れられたらいいなぁと思ってます。
私が草を生やしてよかったと思う4つの理由
大きくはこの4点。
あくまでも、私個人で感じていることになります。
- 土の中に水分をキープ、土の乾きにくい環境に
- おとりになってくれて害虫被害が軽減
- 花がさまざまな生物を呼んで生態系を豊かに
- カンタンに混植を実現、相性問題や連作被害にも貢献?
一つずつちょこっと理由も書いていきますね^^。
土の中に水分をキープ、土の乾きにくい環境に
草が覆ってくれることで「裸地」である状態を防いでくれるため、畝がカラカラになりにくいです(さすがにこんなに連日の猛暑だとカラカラにもなりやすいですが^^;;)。雨の後だと歴然ですね!しばらーく土が湿った状態が続いてくれるので助かってます。
エエ、この夏は特に…!!




ちなみに今の状態では、雨の後、1週間程度は水やり不要。
労力はもちろん、時間を買うという意味でもありがたい。
刈った草を載せるだけ(いわゆる草マルチ)でも効果はあると思います。
でも体感としてのっけてるだけよりも断然湿り気のもちはいいように感じてます。我が家の場合、元々が宅地なので土の保水性がいいわけではなく、この草があることによって相当助けられてるんじゃないかなとも。
その理由、はっきりしたことはわかりませんしあくまでも想像ですが…
根っこが生えてる状態だとその草も生きなければならないため、一生懸命水を吸おうとして土の中に水を集めてくれるんじゃないかなぁなんて思ってます。草が生きようと必死になってくれるおかげで土の中に水分が保持されてるのかなと。
ただ、草も勢いがいい時期はどんどん延びてくるので、背の高さや勢いをやわらげるために草丈をカットしたり、場合によってメインが草負けしそうなときは根っこも少しとってやるなどバランス調整は必要になりますけどね。それでもこのカラカラになりにくい恩恵を受けるのなら断然生やす価値はあるなぁと私は感じてます。
おとりになってくれて害虫被害が軽減
植物を育ててる以上、虫との縁はどうしてもありますよね。
それも時にガッツリやられてぎゃーっ!!なんてことも。
以前は「全部をうまく育てよう」としてたので、虫の被害が出たら一つ一つに反応してました。でも植物も生き物ですから、力強く育つものもあれば、弱い個体もある。そこで最近は育てたい数より少し多めにあえて育てることで、弱いものには犠牲になってもらう(虫に献上する)ようにしてます。被害を少なく集中させるって感じでしょうか。
例を出すならば
特に我が家の場合、枝豆で顕著。
めちゃくちゃマルカメムシにたかられてる子と、ほぼ無傷の子がいて。それも隣同士だったりするんですよね…。ナゼ?ってほどの差があるんですが、これは個体差と思って(ホントはわかりませんが)、余り戦わずにあきらめることにしてます。
で、さらに…ですね。
その役目を草にしてもらえたらいいと思いませんか?
前回の記事に「ここでわざと大きく育ててる草がある」と書いたのですが、その理由はこの害虫を引き受ける役割をしてもらってるからです。
こちらは、元ジャガイモ畝(現在のスイカ&黒豆などの畝)で大きく育ってるイヌホオズキ。


アップにするとこの子だけがボロッボロなのが伝わりますかね。




イヌホオズキはニジュウヤホシテントウなどが大好きみたいで。
もうすごいときは葉っぱがレーシーになるくらい食べられてます。これによりナス科のニジュウヤホシテントウの被害は減少。ありがたい限りなんです。
他にもこちらの草の名前はちょっとわからないのですが(背が高い草です)、びっちりアブラムシを引き受けたり(写真ではちょっと見にくいかもしれませんが、新芽に近いところにぎっちりいます)。今年は畑でのアブラムシ被害は見てないです(見つけられてないだけかもしれませんが…)。


もちろん、虫忌避で花を使うことも可能ですよ〜。
例えばマリーゴールドにはバッタが好んでいるなぁとか思うし、ペチュニアもアブラムシを引き受けてくれたりするしね!
でも草ならさらに遠慮無くどうぞどうぞって差し出せるのでおおらかにいられますwww(笑)。
また、普段から「害虫被害ゼロ」にしておくよりも「害虫もいる」畑にしておくほうが、天敵も来てくれやすくなります。アブラムシを食べるからテントウムシにきてほしい〜と思って居ても、普段から適度にいなかったらいざってときには来てない可能性も高いですからね。やっぱり何事もバランスなんだろうなーなんて思ってます。
なお、イヌホオズキは去年、今年と2年でその役割を果たしてくれていることを大確信してるので、今年はちょこっと種取りもしてみたいです。
花がさまざまな生物を呼んで生態系を豊かに
花があると畑が明るくなるということも私のお気に入りのひとつです。




でもそれだけじゃなく、花の色や香りはいろいろな虫を惹き付ける効果があるんだろうなーと思います。
花が咲いてるほうがいろいろな虫が集まりやすくなる気がしてます。それによって、畑はより豊かな生態系が育まれるんじゃないかなと。蜂さんも草花によく集まってますよ(虫が集まってるシーンがたちまち探せなかったので今度カメラロールから見つけたら追加したいと思います)。
また、花に集まる虫は、受粉を助けてくれたりもするので、人工授粉だけよりもさらに結実がうまくいきやすいということもありますね。ありがたやー( ̄人 ̄)。
我が家の場合はカボチャやズッキーニは、なぜかアリさんに大人気で彼らの方が受粉に一役買ってくれてる気がしますが(笑)。まぁそれはそれでありがたいですw。
カンタンに混植を実現、相性問題や連作被害にも貢献?
当然草にもシソ科とかアブラナ科とかいろんな科があるので、
それが混在することでさまざまな相性問題を緩和してくれたり、その植物だけを植えることによって起きる連作問題についても和らげてくれるんじゃないかなぁと思ってます。
草が生えてる=勝手に混植の出来上がり〜ですからね。
横着な私にはぴったり(笑)!!www
実際、草を生やしてから相性問題や連作、前作&後作についても余り神経質に考えてないですが、育ちが…みたいなことを感じたりはしてないです。たまたまかもしれませんが、狭い畑を上手く活用するためには実はものすごくお役立ちでは?と思ったりしています。
番外編:和みます!
草にも可愛いお花がいっぱいあります。


特にお気に入りなのが、このコバンソウ。
可愛い(*´ω`*)。


いや〜和みますね。
草が表現してくれる季節感も感じられるのもいいところだなぁと感じています。
その他、草のお役立ちメモ
今回は書いていませんが、その他草のお役立ちとして書かれていることです。
・生えてる草によって土の状態(レベル)がわかる
その草にとって適正な土の状態だからこそ生える。だからどれくらい野菜が育ちやすい状態になってるか…現状を客観視できるってことですね。我が家でもハコベが生えてくれたときはめっちゃうれしかったです!
・食べられる草もある!
代表的なところではヨモギとかスベリヒユとか。色々食べられる野草はありますが、野草を食べるときはよく調べてからにしましょう^^。
最後に
…とざっくりですが
私が草を生やしてよかったなーと思ったことを書いてみました。
最初に書いたとおり草に対しての考え方や対処の仕方はひとそれぞれ。それでいいと思います。
もしリビングマルチやりたいなーと思ってる方や、実際にどうなんだろう?と思われてる方の参考になればうれしいです。今後も良いところも悪いところも含めて、いろんなことをリアルに体感しながら畑づくりを進めて行けたらと思ってます。
では、ウキウキでいきましょう。
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