こんにちは。ともぴぃです。
毎日水やりでへとへとになってます…( ̄▽ ̄)。
当面続きますけど、頑張るしかなーいっ!!とはいえ、暑くてバテぎみです。
お気に入りのミントウォーターもいいけど…違うものも飲みたい(ワガママw)。

というわけで、
去年収穫して乾燥してあるローゼルを使ってシロップを作ることにしました。
ローゼルってどんなハーブ?
古くは、クレオパトラが愛したことでも知られるハーブであるローゼル。1964年に開催された東京オリンピックでは出場選手が回復ドリンクとして使用したというお話もあるそうです。

ローゼルにはクエン酸が豊富に含まれています。そのため、美容(アンチエイジング)や疲労回復への効果が期待されています。クエン酸は、疲労物質である乳酸の分解を促進し、疲労回復を助けてくれる働きが。さらに、ローゼルには、ビタミンCやアントシアニンなどの抗酸化作用のある栄養素も多く含まれているので、抗酸化作用や美白効果への期待も高いというわけです。その他、カリウムも含まれていて、むくみ改善にもつながるとされています。嬉しい要素がいっぱいですね。
私も所属している日本メディカルハーブ協会の会報誌でも以前、このような特集を組まれていたことがあります。

まさに、この猛暑の疲れ対策、またミネラルの補給にもぴったりじゃないでしょうか。
ローゼル、育ててみると…
ローゼルは別名ハイビスカスとも言われますが、南国でよく見られるあのハイビスカスとは別の植物になります。4〜5月ごろに種おろしをして育てることもできますよ。
ローゼルは今回のシロップだけじゃ無く、ティーにもたっぷり使いたいので、ストックは一杯欲しい。そうなると育てるのが一番。乾燥させておいておけば、遠慮なくふんだんに使えるのでオススメです。
私の印象としては…
比較的育てやすいですし、放置ぎみでも大丈夫。強いです。ズボラ向き(笑)。
今回の記事を読んで興味を持たれたらぜひ来年チャレンジしてみてくださいね^^。
お花は午前中の数時間だけ咲きますが可愛い♡。
オクラと同じアオイ科なので、花もよく似ていますね。

ちなみにこちらはオクラのお花↓↓。

ただね、ひとつだけ要注意!なのが…
すごーく大きくなります!!
なので、植える場所は選んだほうがいいです。
私も昨年初めて育てたのですが…
よくわからないし、畝の端っこにとりあえずテキトーに植えちゃお!!と定植したらこれが大失敗(雑!www)
ことごとく各畝とも
ローゼルが場所をドドンと占領することになりました(笑)。


ねぇ…
ちゃんと前もって調べなかったの?



なんとかなるかなーって…^^;;
秋になると主となる幹がもうね、ちょっと太めの木…(笑)。
最後片付けるときのこぎり使いましたw。でも、たった一夏でそれくらい大きくなるってすごくないですか?パワフルですよね〜。なるほど、それだけの栄養素を持つだけのことはあるなぁと思いました。
…というわけで、
テキトー女王の私のようにならないために、それを見越して広めの場所に植えることを強くオススメします。
ローゼルの収穫
ローゼルの収穫は秋です。
花が咲いたあとに肥大するガクの部分を使います。実を収穫して、ガクだけ外していきます。これが一手間ですね。でもあるとなにかとうれしいので、その甲斐はあります♡。


ジャムや柴漬け風にしたりとそのものを食べるときには、開花後早め、若いうちにとらないと筋張ってしまうので要注意。
ただ、ティーなどそのものを食べるわけじゃないときは筋張ってるものでも私はありがたく使ってます。写真のものは最後の収穫(11月だったかなー)。かなりたくさん収穫させて貰いました。
そうして乾燥しておいてたものがこちら。


一年通じてストックしておきたいハーブのひとつです。
ハーブを育てての悩みのひとつはせっかく育てたけど何に使おう…ってところじゃないでしょうか。今回このシロップを作って、ローゼルは私の中でもたくさんあっても困らないハーブのひとつだなと実感しました。ぜひ毎年育てたいです。
乾燥させたものは、特に冬〜春にかけては主にティーで。
私はローズヒップが酸っぱすぎてあまり得意じゃないので、ローゼル単体のほうが好み。少し蜂蜜やアガベシロップなどを入れて飲むのが好きです。今年は好みのブレンドを探してみたいですね。
ローゼルシロップを作ろう
そしていよいよ本題。
ローゼルシロップの作り方です。
今回作った材料はこちら
ドライローゼル 40g
水 400cc
きび糖 100g
レモン汁 大さじ2
鍋に水を入れて沸騰させ、乾燥ローゼルを入れます。


フタをして2〜3分ほどクツクツと。
しっかり色が出たなーと思ったら、
火を止めてさらにフタをしたまま5分程度置きます。
濾してハーブエキスだけにします。
(私は小さなカスが入らないようにざるにキッチンペーパーを敷いてます)


優しく上から絞るように押して最後の1滴までいただきましょう^^。
そして洗ったお鍋に再びハーブエキスを入れて温め、きび糖を入れます。


きび糖が溶けたら、レモン汁を入れます。
だいたい生レモン1/2〜2/3個程度で大さじ2くらいの汁が搾れました。私は全部絞っちゃって、余ったものをレモネードにして飲んじゃいましたが(笑)。
あとは好みの濃度に煮詰めるだけ。
消毒した清潔な瓶に保管すればできあがりです♬


ちなみに、煮沸消毒するのが面倒なときは、
私は食費由来のパストリーゼを使ってます。


出来上がり♬


お気に入りはソーダ割り。早速作りました。
やっぱり色も綺麗〜。




酸っぱすぎずさっぱりしておいしい。
癒されるー。私は紫蘇ジュースも大好きですが、それよりもクセがないと思うので、人によってはローゼルのほうが飲みやすいかもしれません。
ドライハーブを使う利点
今回のシロップ(コーディアル)はドライハーブを使っています。なによりドライハーブを使う利点は
季節関係なくいつでも作れること。
もちろん旬のものはサイコーですが、ドライハーブさえ準備しておけば、年中作ることは可能なのは、継続していただきたいときなどは本当にありがたいですよね。
さらに先ほどのレシピは、お好みのドライハーブに替えて作ってもOK。いろいろ試すのも面白いと思います。私も今年はミントでも作ってみようかなと考え中です。ただ、色に関してはローゼルがやっぱり綺麗かな。もし、こんなシロップ作ったらおいしかったよ!などありましたらぜひ教えてくださいね。
では、暑い夏はまだまだ続きますが
健康第一で楽しい夏を!!
今日もウキウキでいきましょう。
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