発芽のスイッチは、やっぱり気温！？ 5月末からのウリ科、巻き返しなるか

こんにちは。ともぴぃです。

広島、梅雨入り後は涼しい毎日が続いています。
朝はちょっとひんやりを感じるくらい。ここ数年の6月は梅雨っていうよりももう夏だよね！って感じとは大違いですね。

だがしかーしっ！
来週にはまた一氣に気温があがるみたいです…。うわー。

もーねぇ、極端なんだってば！！！！
植物にはこれ、堪えそうな感じですよね…大丈夫かなー。

「例年にない」とか「50年に一度の」なんていう見出しが躍る近年。まぁ、ザクッと一言で言えば異常気象なんでしょうけど、だからこそこれまで通りの考え方に固執しない必要もあるのかもしれないなー…なんてシロウトながらにも考えたりします。思ったことはやってみる、あるのみ！

先人のありがたい知恵にももちろん助けていただいているのですが、目の前の植物の状態がすべてなので、一番はしっかり見守ることなんだろうなと改めて思いますね。変化に氣付くためにもね。

雨上がりの畑は草が勢いを増してますYO（笑）。

草の整理はするつもりですが、今年は草を刈って上に置く「草マルチ」というよりも生やしたままうまくつかう「リビングマルチ（カバークロップ）」を意識して実行しています。昨年1月からエコロジカルハーバリズムの学びでいろいろな氣付きがあったのでそれを自分なりに実際にやってみようと。自分でやってみるのが一番ですからね。

あ、そうそう。
プールになる場所の水の貯まり方は以前よりも格段に減ってきてて。徐々に染みこみやすくなってるのかな…っていうかここも早く畝をつなげたいんですけどね〜（汗）←はよせい案件w。

一番ひどいときはヘドロのようになってニオイもあったりしたんですが、今はまったくそれもないし、土がこなれてきてるのならうれしいです！

今日は雨の前に持ち帰った苗のお話から書いてみようと思います。

育苗に苦労している2025年春

これまでがビギナーズラックだったのかもしれませんがw、今年は本当に野菜の育苗に苦労しています。

そんな中でも割合良い感じで育ってくれてる春まきの春夏野菜は、トマトとジャガイモですかね。

同じナス科でもピーマン系とナスもなかなか芽がでず、芽が出たものは育ちがゆっくり。ウリ科は全般的に芽だしそのものに苦労してます。特に我が家の場合、ウリ科はかなり厳しい状態…。

みなさんはどうですか？
普段より苦労している作物などありますか？

5月末くらいから状況変化が

種をおろしてもおろしても…
芽がでなかった小玉スイカ。

いやもうね、あまりに出てこないので、種取りしてるものいろんな年度、すべてまいてみる状態になってました（笑）。去年のだめなら、一昨年の、その前のもやってみよう…みたいなね。それでもなかなか出ない。もう保管がだめだったのかしら…と思ってあきらめてたんですよ。

でも5月下旬以降、朝晩の気温が比較的高めになってきたら、なんとっ！

あっさり芽を出してましたwww（ヤケクソでまいてるのがわかりやすい…）。

ハーブも、自家採種したジェノベーゼバジルが4月〜5月は全く芽をださなくて種取り失敗したのかなと思ってたらこのとおり。

そのときも同じくらいばらまいたのに、育ったのは左端に見えてる一本だけだったんですよ。…なんなん。

まぁ、発芽する条件として、水、光、温度が揃わないとってところがあるのでそれだけじゃないかもしれませんが、やっぱり今年の場合は朝晩の気温がなかなか上がらず、安定しなかったところが大きかったんだろうなーと思ってしまいますね。

さらに、ズッキーニもね…。
この春はまったく芽がでずでした。
小さめ白いカボチャのスイートダンプリングもイマイチで、芽が出ても成長できなかったり。4月に種おろしした子は1本だけ定植してます。

が！！
これも5月終わりに種をおろすと全然違う。
ラクラク芽が出てくるじゃないですか。

双葉なのにド迫力…w。
ズッキーニってこんなに芽が大きかったでしたっけ？（笑）…(￣▽￣)すごいわ。やっぱり気温、地温があがってきてるってことなんですかね。あんなに苦労してたのはなんだったのか…。

この子達は梅雨入り直前に持ち帰って、ポット上げをベランダで行いました。

ポット上げは寝かせ植えで

持ち帰ってすぐにズッキーニと小玉スイカのポット上げを実行。

寝かせ植えは一度芽がでてきたものを寝かせて植え替えるやり方。
不定根をたくさん出して苗が強くなってくれたらいいなーと思います。私はこちらで学びました。

少しベランダで様子を見て、ウリハムシの餌食にならないようにしようかと思ってます。
実際小さなうちにウリハムシにやられると、やっぱり成長がゆっくりですからね（今年のキュウリがそんな感じ(T_T)）。

大きくなってしまえば、ウリハムシの食害など氣にならなくなりますが、小さいうちは結構ダメージが大きいので要注意だなと今回改めて思いました。

これから一氣に暑くなりそうな気配なので、5月下旬スタートの小さな苗がどこまで耐えられるかというところは気になりますが、なんとか頑張って夏を迎えてほしいなーと思ってます。

「芽が出る」という、小さな奇跡に心を躍らせながら。
今日もウキウキでいきましょう。