毎年この日がくると、心の奥にあたたかい風が吹きます。
5月10日は、愛ウサ・ハッピーさんの命日でした。

もう5年か。はやいなぁ…。
2020年5月10日に10歳5か月で虹の橋を渡ったハッピーさん。穏やかでのんびりやさん。このブログのタイトルにもなっている「いつもウキウキ」は私が彼を見ていて感じていたことであり、自分もそうありたいなぁと思う生き方でもあります。いつまで経ってもきっと彼は私の師匠なんだろうなと思ってます。

亡くなる1年前の2019年の3月に大きく胃腸の状態を崩してからは、ふやかしたペレットを小分けにして食べるようになり、やがて食べたくなったときに「ちょうだい♡」と訴えてくるようになったので、そのタイミングを逃さないように私はほとんど家をあけなくなりました。練って置いとくこともできるみたいなんですが、どうも練りたてのほうがおいしかったみたいなのでそれに応えたくて(グルメなのかこだわりなのかわからんけどw)。


…なんて書くといわゆる介護状態っぽいけど、寝たきりとかじゃなくて、動くのはおじーちゃんなりにフツーに動いていました。ただ、食事のサポートが必要になっただけ。なにより最期まで自分で好きに動けていたのはよかったなぁと今でも思ってます^^。
2019〜2020年は色んなお誘いをいただいても、拘束時間が短くて、なおかつハッピーさんがご飯を食べに来ないだろうと思われるタイミングのとき以外はお断りさせていただいていました。せっかく誘ってくださる方には申し訳ないという氣持ちもあったけど、彼との時間は私にとって最優先事項だったから自然な選択でした。単に私が一緒に居たかっただけっていう話しもありますけど(笑)。フフ。
考えたくはないけど…
ウサギの寿命を踏まえても、あとどれくらい一緒に居られるかわからないんだろうなって心のどこかにありましたしね。
当時、ハッピーさん中心でおうちから出ようともしない私を気の毒に思ってくださったのか「大変ねぇ、たまには息抜きも必要よ」なんておっしゃっていただくことも結構あったのですが、
個人的には何が大変なのかまったくピンと来なかったというか、多分、いや間違いなくそういう風に出かけてもおうちにいるハッピーが氣になって氣になって仕方なかっただろうなって思います(苦笑)。きっとダッシュで帰ってたでしょうw。
これはいいかっこしたいわけでもなんでもなくて、多分自分のやりたいことを自らが素直に選んでいたからじゃないかなと思うんですよ。自分にとってのベスト。納得の上で選んだことだから。
感動と感謝が溢れる日々でした。
「今日は昨日よりもたくさん食べられた!」
「今日は自分で食べたがってた!」
(強制じゃないと食べないときもあったので)
「うんちやおしっこ、ちゃんと出た!!」
それだけでうれしくて、愛おしくて。
食べて、出して、寝て、起きて…シンプルに「生きてる」って、すごいんだなって。
自ら納得して選ぶことの大切さ
当たり前は決して当たり前ではないこと
そして今この瞬間にエネルギーを注ぐことの大切さ
彼からは本当にたくさん教えて貰ったなぁ。
でも…あれだけ学んだはずなのに
人間ってすぐ忘れちゃうんですよね(大汗)。
毎年改めてハッとさせてもらう日になってます^^;;。
ありがとう、ハッピー。
あなたと共有した時間はこれからもずっと私の宝物です( ̄人 ̄)。
自らに問い、自らで選んでいく。
選択するということは自分の生き方に触れるということ。
これが一番後悔ない生き方なんじゃないかな。
自分にとって大切なことは何か。どんな小さなことでも、まず自分に「どうしたい?」って問いながらこれからも生きていきたいです。
小さな選択が、今日を育てる。
では、ウキウキでいきましょう。
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