こんにちは。ともぴぃです。
ブログ、しばらく空いてしまいました…。
実は10月に入ってから体調をかなり崩してしまい(次から次へと…)、この半月ほどは最低限のことしかできない日々でした。この一週間はあれこれ溜まったことをお片付け。で、ようやく少しずつ、活動を再開できそうです🌿
倒れる直前、これまでの経験を通して感じてきたことを形にしようと、「未病ケア・ハーバリストとして活動していこう」と決意したばかり。…なのに、早々に未病で止められなかった状態に陥ってしまいました(汗)。
でも、だからこそ今回の体調不良は、やっぱり未病ケアって大事!!と実感する出来事になりましたけどね。万事オーライっ!
季節の変わり目ですし、
今週末でまた気温もグッと下がるみたいなので、皆様もご自愛くださいね。
風邪による味覚・嗅覚障害になった話
10月入ってすぐに、私は中途半端な熱が続く風邪に倒れました。そして、驚いたのは初の味覚&嗅覚障害!!話しには聞いたことがあったけど、自分がなったのは初めて。
味覚障害といえば、コロナの後遺症が有名ですが、別にコロナに限ったことでは無く、インフルでも風邪でも、また熱中症でもなり得る話しなのですね。知らんかった…。
それも中高年の女性に多いそうですね。
エエ、ドンピシャw。(ネット情報なのでホントかどうかはわかりませんが…)
それにしても、味や風味を感じない食事ってこれほどつまらないものなのか!と知りました。食事を“おいしい”と感じられるだけで、もうそれだけでありがたいことなんですねぇ。今は食事する度に感謝沸きまくりです!!

貴重な体験になったね。
というわけで!
復活第一弾の今日はこの話しから書いてみようと思ってます。
ちなみに、私は風邪で熱を出してから1週間以上味覚&嗅覚障害が続いたのですが(実際はっきり氣付いたのは2日目です)、自宅に保存しているスパイスを嗅ぐトレーニングしはじめてから嗅覚の戻りが早かったように感じています。そしてこれにはコツもありました。
そこで、
味覚&嗅覚障害ってどんな感じ?特徴は?
スパイスの嗅覚トレーニングとは?
その間に飲んでいたハーブティのブレンドは?
など、自分なりに体感したこと、考えたことをメモで残して置こうと思います。
ぶっちゃけ、味覚&嗅覚障害と一口に言っても、出方や感じ方は人それぞれ。「こうだ」と言い切ることも、「こうすれば治る」と断言することもできませんし、なかなか難しい症状だと思います。これはあくまでも、私の一例として見ていただけたらうれしいです。
それでも今回、あえて書こうと思ったのは、味覚&嗅覚障害のまっただ中にいるときの“あの不安”を覚えているから。「これ、いつ治るんだろう…?」「どんな風にみんな向き合ってるんだろう?」とドキドキしながら体験談を検索しても、なかなか見つからなかったのです。見えない出口にひとり悶々としてました(笑)。
一例でもいい。
あるとないとでは違う。
もしかしたら、誰かの氣持ちが少し落ちつくかもしれない。そんな思いから、この記事を書いています🌿。
私の味覚&嗅覚障害の症状
先ほども書きましたが、私が最初に氣付いたのは2日目でした。
初日はまだ出ていなかったのか、単に氣付いてなかっただけなのかはわかりませんが、2日目に夫が淹れてくれたハーブティを飲んだら完全な無味無臭で、あれ??と。
え?こんなに何も味も香りもしないって、一体何を入れたの??と思い(ごめん、夫…)、聞いてみたら結構フレーバーありそうなブレンド。まずタイムやエキナセアが入ってるのに癖がゼロってありえなくない?と思ったわけです。


そして夕方、うどんの出汁の準備をしてもらったのですが…どうも味が薄い。
いや、こんなはずはない。多分伝えた分量通りに入れたのなら大丈夫なはず。でも、もう一度味見しても、私にはやっぱりほぼ味がしないのです(ちょっと塩味は感じる)。
これは…もうオカシイ確定!!
自分の現状を知るべく味見や匂いをあれこれ確かめてみることにしました。
結果、
ニオイはほぼ感じられてない
甘みはほぼ感じていない(塩味や酸味は若干感じられる)
そして出汁に苦みを感じる(ナゼニ?)
など、明らかに障害があることがわかりました。
そして味覚障害とばかり思ってたら、実は嗅覚の方が重症で全く香りを感じてないということもわかりました。ショックだったのは大好きなレモンの香りも全く感じられなかったこと(レモングラスの収穫時に香りが感じられなかったのは残念すぎ)。
畑で紫蘇に触れてもまったく香らず、結構きつめのハーブやスパイスの香りすら感じない状態で、なんだかひとりで寂しい色のない世界に迷い子にでもなったような氣持ちになっていました。
先の見えない不安からの脱却
やっぱりその間不安だったのは
いつまでこの状態が続くのかがわからない(いつなおるのかわからない)ということ。
病院関連のサイトやブログを見ていると、風邪やコロナによる後遺症的な味覚障害はだいたい2週間〜1か月ほどでほとんど治ると書いてあることが多かったのですが、
やはり…
人間、調子の悪いときは良いことを考えません(きっぱりw)。
「ほとんど」ってことは中には治らない人がいるってことよね?みたいなネガティブモードが炸裂して頭のなかでくーるくる。悶々としてくるのです。
ただそこで鬱々としていても良いことはまったくないはず。
そう思った私は、今のこの状態で出来るコトはないのか?と探し始めました。待ってるだけだとネガティブになってしまうのであれば、動いた方がいいかもと。
で、そのときに見つけたのが嗅覚トレーニングだったのです。
嗅覚トレーニングをスパイスで!
嗅覚トレーニングとは、
意識して匂いを嗅ぐことで嗅覚を刺激し、回復を促す方法です。
この意識してというのが大切のようです。
実際トレーニング用のアイテムも販売されていますよ。




ちなみに私は今回こういった商品は購入しませんでしたが、大好きな香りのスパイスを使ってトレーニングをしていました。


シナモンもクローブもカルダモンも大好き。
しかもかなり香りが強いスパイスです。
…にもかかわらず、
このときの私にはまったくの無臭でした。ちーん。
正直カルダモンが無臭だったときは、もうびっくりで思わず夫に尋ねたほどです。



これ、香りがとんでしまってない?



いや…
フタ開けただけですごい香ってるよ
そうか、やっぱりか…。
でね、意識して香りを嗅いでみようとしたんです。
普段なら香りを感じて、ああ、これこれー!!カルダモンの香りよね〜とかわかるはずなのに、ゼロから思い出すのって結構難しくて。あれ?どんな香りだっけ?ってなってしまった…。あんなに大好きな香りだったはずなのに。これまたショック…。
でも不思議なのですが、
一生懸命何度も何度も、少しでも糸口つかめないかな?って嗅いでいたら
ほのか〜ですが、
ちょこっとだけふわっとほのかに香りが感じられる瞬間が来たんです。
気のせいかもしれないし、思い込みかもしれないけど、それでもこの瞬間はもう本当に!!小躍りするほどうれしかったですね。自宅にスパイスあってよかったと心から思いました(笑)。
そしておもしろいのは
少しでも香りを感じられた後の回復が早かったことです。そこから嗅覚はもちろん味覚も徐々に戻っていきました。
うーん、なんか、これ…
メンタルも関係してそうじゃないですか?
香りがゼロじゃなくなった瞬間、不安感はかなり減少されるでしょうしね!
もちろん、そこからぐんぐん右肩あがりに香るようになるわけでもなく、一進一退あります。それでも、ちょっとでも感じたらやっぱり氣持ちが軽くなるところはあるんだと思います。
ゼロからイチになるまでは長く果てしなく感じるかと思いますが、あまり結果に固執しすぎずきっかけ作りくらいのつもりでどんどん嗅いでいくといいと思います。思わぬものが香るかもしれませんしね。
普段から好きな香りを持っておくことは大切
今回の経験で、私が感じたのは
自分の好きな香りを持っておくことは
嗅覚トラブルになったときに、回復の助けになるんじゃないかってことです。
好きな香りを感じた瞬間、やっぱり幸せな氣持ちに満たされます。脳内幸せホルモンで満たされてリラックスできます。弱ってるときだからこそ心がほぐれてリラックスできることが大きいし、この状態が一層回復を助けてくれるように感じました。だから好きな香りはどんどん試していくほうがいいと思います。
そしてあくまでも個人の体感レベルの話にはなりますが、スパイスの強い香りもきっかけをつかむには良さそうな気がしました。
というのも、先ほども書いたようにレモンの香りも爽やかで大好きなのですが、私がレモンの香りがするハーブ、レモンバーベナの香りを感じるようになるまでは、かすかにカルダモンを感じた後からさらに数日先だったからです。スパイスのように鼻の奥までぐわっとくる香りがつかみやすいのかもしれません。
そういう意味では、タイで購入して来たヤードムも私にとっては助けになったもののひとつです。


このヤードムは天然のミントやユーカリの香りが強いのですが、最初はメントール系のスースー感だけしか感じなかったのが、徐々に香りまで感じられるようになりました。
香りが余り感じられないときも鼻の奥がスースーするのは氣持ち良かったし、そのうち感じそうな雰囲気がして前向きな氣持ちをサポートしてくれてたように感じてます。そう思うと、メントール系もきっかけ掴みには良さそう。もしかしたらハッカ油とかでもいいのかもしれないですよね。
嗅覚障害時に取り入れたハーブティ
まず、その前に前提として私がハーブティに求めているものは、直接その状態を治すことではないということは書いておきたいです。あくまでも底上げやケアから身体の治癒力を上げて回復にもっていきたいと考えてました。
ハーブについてはその効能を表現するのに薬事法が…ということがよくあるのですが、私自身もハーブは薬そのものじゃないという考え方です。不調により傾いている状態をバランス良い状態に戻していく。そのことで体調全体が回復=不調が治ってるって状態に自然に導かれていくというのが腑に落ちると思ってるからです。
そのため、味覚障害を治すハーブティということを考えていませんでした。
まぁ、そもそも、そんなのわからないですしね^^;;。
その中で重視したのは
ザクッと書くと
免疫力アップをサポートしたい
抗菌作用があるものを取り入れたい
粘膜はケアしたい
胃腸の状態は整えたい
と、この4つです(欲張り…w)。
免疫力アップとしてエキナセア
抗菌作用としてコモンセージ
粘膜ケアにコモンマロウ
胃腸ケアでジャーマンカモミール
と、選んで見たらすべてお花のハーブに(笑)。氣分があがるものを求めてるのかしら。これに、パワーをお願い!とホーリーバジル(オオヤトゥルシー)を少々入れてみました。
香りも芳醇そうですが、私にはまったく感じられないところからのスタートになりました…。でも夫はおいしいと言って飲んでいたのでブレンドとしてもOKと思います。エキナセアが強いなーと思われる方は蜂蜜入れると飲みやすいかも。






マロウと、オオヤトゥルシーはアントシアニンがあるので、お茶の色が淡いブルーになるのも綺麗。ただ、バタフライピーのように強くはないので割と早くこの色は徐々に消えてきます(お茶の色に変わっていきます)。
私はその移ろいを眺めてるのが好き。
夕焼けの空の色が変わっていくじゃないですけど、なんかそんなぼーっとする時間を与えてくれる気がしてます。
このハーブティを毎日続けていて、徐々に香りや風味が変わっていくのを感じていました。同じブレンドを毎日試すのは味覚や嗅覚の変化を把握する上ではよかったかなーと思います。ほっこりするし、ハーブティケアはオススメです。
ちなみに、今回私はレモンの香りが中でも最も感じられなかったので、あえてレモンバームやレモングラス、レモンバーベナなどは入れませんでした。抗菌作用としては良さそうだし、感じるのなら爽やかな感じで良さそうではありますけどね。
自分なりに体調不良から上がるようなブレンドをこれからもいろいろ試して自分ベストを見つけていけたらいいなと思います。ハーブは香りも大きな働きかけだと思うので、好みを大切にしていきたいところもありますね。
現在の状態
10/2に氣付いてから20日近く経ちました。
現在の状態としては、ほぼ味覚も嗅覚も戻ってると感じています(完全かどうかはわかりませんが)。元々サイト検索してたときに言われていた、1か月以内にはほぼ治るという範囲にはちゃんとあてはまっていたような感じではあります。
でもやはり「ある」ものが「なくなる」って不安が大きい。
不安を消すことはできませんが、それでもやれることや動けることがあるだけでも氣持ちが違います。私の場合は嗅覚トレーニングと毎日のハーブティで変化を感じながら過ごすことが大きかったです。
何か参考になることがあれば幸いです。
今回改めて、“未病ケア”とは病気を防ぐこと以上に、日々の小さな変化に気づくことなんだと感じました。
いずれにしても急にまた寒くなったりするので
健康管理にはお互いに氣を付けましょうね!
普段から変化に氣付いて、未病の段階で回復していきたいですね!
では、ウキウキでいきましょう。
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