死してなお、ペットログを書きたいと思った理由

我が家のうさぎ、ハッピーさんがいなくなって今日でちょうど2ヶ月。

もう?まだ?でもやっぱり早いかな。

 

 

2020年5月10日、たくさんの想い出を残して10歳5ヶ月で彼は旅立っていきました。彼とのお別れはあまりにも突然すぎて、最初私は現実を受け止めるだけでもめいっぱいだったけど(だってご飯おねだりに来て急変なんてびっくりすぎるよ!笑)、きっと彼は最期まで自分らしくあの逝き方を選んだんでしょうね。生き抜く姿は本当に立派だったと思います。

 

 

ペット系ブログでは可愛い日々を綴るものがほとんどの中、彼の場合日常としてのネタはもうこれ以上増えることはありません。それでも「はぴろぐ」を書こうと思った理由は、彼から教わったことや考えさせられたことがまぁ本当にいろいろあって(私が無知すぎたってところもありますが)これをきちんと綴っておきたいと思ったから。

 

 

ハッピーの老いを見守る中で、私は選択しなければならない場面が本当にたくさんありました。

 

 

「何を大切にするのか」

「それは誰のためなのか」

「何を基準にしてるのか」

 

 

選ぶためにはしっかり向き合い、そしてさらにその心理まで深掘りしてみる。そうすると、案外思ってたことと違う深層心理が浮き彫りになることもあったりします。

 

 

私自身、ハッピーのためと信じて疑ってなかったことをいざ深掘りしてみたら自分の不安解消のためだったんだ…なんてハッとしたこともありました。そして、本当の意味で見守るってすごい覚悟と責任が伴うのだなということも痛感しました。

 

 

老いに寄り添うのは、トライアンドエラーの連続ですね。受け入れのストライクゾーンが狭くなったり、昨日と今日で正解が違ったり。受け入れて貰えたらホッとし、ダメならがっかり。いやいや、落ち込んでる場合じゃない、どうしたら受け入れて貰えるんだろうとまた考え、あーでもないこーでもないと繰り返す…。

 

 

うさぎと暮らすこと自体初めてな私は、知識もないから大変で必死だったけど、でもまるっと総括すればあの日々は楽しかったな。だって試せるって「自分が出来るコトがある」ってことだから。

 

 

…なんて書いていますが、できの良い飼い主だったとは思いません。ぶっちゃけ、先のことなんてあまり深く考えることなく、ハッピーとの生活をスタートさせましたし。結果的にたまたま運良くやりたいように看護や介護を出来る環境だったからよかったものの、そうじゃなかったらどうだったのかなと思うと、いやーーー本当に怖いです(まさにいきあたりばったりだったな)。うーん、多分自分の想いと実際できたことの差に後悔したり責めたりしてたんじゃなかろうか…。

 

 

当たり前だけど動物と暮らすということは、命と暮らすこと。もちろん先に起こることなんて誰にもわからないけど、やっぱり生き物であり、寿命もあるからには「老い」「病気」は避けられない。そのとき自分なりにどこまでできるのか?仕事も含め、最悪の場合はどうするかなど、ざっくりでもある程度の覚悟をしておくべきだったんだろうなと今となっては感じています。

 

 

そんな無知だった(まったく褒められない)飼い主ですが、老いとの寄り添いの中でのトライ&エラー、実際にあったことや考えたことなどを綴っていければと思います。その中で、もし私と同じような方がいらっしゃったら、こういう場面に遭遇したら、自分はどうするだろう?ということを考える機会につながればうれしいです。

 

 

あ、これはあくまでも私がハッピーに対してベストと考えたことの記録にすぎないということは追記させてください。これはあくまでも一例であって、それぞれのベストは違うと思います。家庭ごとに違う暮らしがあり、そのペットによっての好みもあり、考え方のベースというか、ヨシとする許容ラインも違うと思うから。だからこそ、ご家族の&その子のベストをしっかり問う機会をぜひ作ってみてくださいね。

 

 

おろおろしながら前に進んできたなりにも、しっかり向きあいながら見守り看護をしてきて一番良かったなと思うのは、後悔が少ないことかもしれません。もちろん後悔ゼロではないですが、自分なりにハッピーにできることはできたかなと思うし、これが彼を失ってから前に進む大きな力に繋がってるとも思っています。

 

 

そういったいわゆる「ペットロスからの回復」もひとそれぞれだと思うのだけど、しっかり向き合い現実を受け止めることからだったなと私は感じています。時間の経過が優しく包んでくれて癒やしてくれるのはもちろんだけど、自分で自分を癒やすところもあるんじゃないかなという気もしています。

 

 

もちろんふと思い出すとまだまだ悲しみを感じることもあるから、回復は現在進行系だと思いますが、自分なりのペットロスとの向き合いについても書いてみたいと思っています。

 

 

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愛うさ ハッピーさんと一緒に過ごした10年の中で感じたことや気づきをまとめています。9歳からの病気と老いとの寄り添いやペットロスのことがメインになっています。

 

Writer

TOMOE MORI

ビジネスデザイナー / 随筆家。知らないこと、知らないことや新しいことに触れたり、作り出すことが大好きなゼロイチ萌えな人。東京マラソンに出場する日、電車で運命的な出会いをした温厚な夫と二人暮らし。2018年夫婦で会社を立ち上げWEB運用をサポート中。10年間うさぎのハッピーと暮らした日々から得た気づきは大切な宝物です。もっと詳しいプロフィールは「ウキいこについて」をご覧下さい。